北西太平洋に生息する回遊性の大型肉食魚のぶりは、産卵期前の冬にむけて脂がのってきます。日本では人気の食用魚で、一年間に20万トン前後を消費しています。今回紹介している料理は天然ぶり・養殖ぶり、わらさでもおいしく調理できます。
豆知識
はまち、わらさ、ぶりなど成長によって名前を変えることから「出世魚」と呼ばれます。昔から縁起の良い魚として珍重され、富山県から関西地方にかけては、正月に欠かせない食材です。
天然ぶりと養殖ぶり
天然ぶりはアミノ酸に形成されるうま味成分が多く含まれます。養殖物は天然物より脂質が倍以上高いのが特徴です。
栄養
たんぱく質、脂質に富み、脂質には血栓性疾患をふせぐEPAや脳細胞を活性化するDHAが含まれます。魚類の中ではビタミンB1・B2が多く、成長促進・消化を助けるビタミンB群も含まれます。
ぶりを使ったレシピ
ぶり、わらさで作ることができるお料理です。洋食・中華風など、色々な料理に使えます。
- ぶりのピカタ
- ぶり漬け丼
- ぶりの照り焼き
- ぶりのから揚げ 薬味甘酢ソースかけ