国内のタイ科の鯛は14種類ですが鯛に似た「あやかり鯛」を含めると200種にもなります。その中で、真鯛はタイ科を代表する種類で、一般的に「タイ」と言えば真鯛を指し、姿・色・味ともに最高です。養殖もさかんですが旬の時期は「桜鯛」として珍重されます。
鮮度の見分け方
「目の下一尺」と言われ、2キロ前後のものが最も美味しいとされています。色鮮やかで、身が厚く、尾に幅があって太っているもの、目の上が青っぽい紫に輝いているものが良いでしょう。切り身なら、赤身が鮮やかで透明感があり、光沢のあるものを選びましょう。
栄養
脂質は少ないですが、うまみ成分(グルタミン酸)が含まれ、アミノ酸がバランス良く含まれています。食欲増進・疲労緩和に効果があるビタミンB1とタウリン、冷え性・二日酔いに効果があるビタミンの一種のナイアシンなども含まれます。老化防止、口内炎、生活習慣病予防や離乳食にもおすすめです。
真鯛を使ったレシピ
お祝い事の多い時期に、真鯛を使ったお祝いメニューはいかがでしょうか?「鯛の四川風鍋」は、鯛の頭(アラ)を使っているので、旨みたっぷり!アラの新しい使い方、発見です。
- 鯛茶漬け
- 鯛めし
- 鯛のカルパッチョ
- 鯛の四川風鍋